2024. 03. 27
試験栽培した新品種の品質やいかに?!
県とJAグループ兵庫で新たに設立した「ひょうごの水稲オリジナル品種普及推進協議会」の関係者で令和5年に試験栽培した新品種の品質を確認。穂が出てから20日間の平均気温が27℃を超えると米粒が白く濁ってくると言われています。観測史上、最も高い平均気温となる地域もあるなど、平均気温27度以上の日が続く非常に暑い夏の中で、試験した2品種(そのうちのひとつが写真の「兵系92号」です)の透き通った透明な米粒の比率はなんと80.6%と77.0%!十分に1等米となる品質です。県内で栽培されているキヌヒカリは56.7%なので抜群に暑さに強いことが証明されました。今後、進んでいく温暖化の中でも、安心して取り組める品種になりそうです。